ダイヤモンドの屈折率とは?

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ダイヤモンドの価値を見極める場合にはいくつかの基準がありますが、屈折率もその一つです。

他に硬度や比重で比較しますが、大抵は屈折率、硬度、比重をセットにしています。

【記事pickup】- – -屈折率とは何か?

ダイヤモンドは宝石の中では最も硬い事でも知られていますが、比重で比較するとダイヤモンドよりもルビーやサファイアの方が比重は重くなります。

ただし比重は価格にあまり影響しないので、鑑定の時に用いられる程度です。

屈折率というのは、ダイヤモンドに光を当てた時に宝石の内部で折れ曲がり、角度を変え反射する率の事です。

屈折率が高いほど光を反射するので、輝きの違いにもつながります。

ダイヤモンドの屈折率は2.419となっていますが、カット方法によっても多少屈折率に違いが生じます。

ダイヤモンドのカット方法にもいくつか種類がありますが、最もポピュラーなブリリアントカットは高い屈折率を可能とするのも人気の理由です。

屈折率は宝石鑑定でも重要な基準となりますが、ダイヤモンドの次に高いのがガーネットの1.7から1.89となっています。

ついでルビーやサファイアの1.76から1.77と続きます。

屈折率が高いイメージのある水晶の場合は、1.54から1.55と以外に低くなっています。

ダイヤモンドによく似たキュービックという類似石がありますが、屈折率を見てみると2.15から2.18と意外に高い数字です。

ダイヤモンドもキュービックジルコニアも、結晶系は等軸晶、屈折率は単屈折と共通点も多いので輝きという点ではダイヤモンドにも負けていません。

中には鑑定士も間違えるほど高品質のキュービックジルコニアがありますが、屈折率は高くても強度ではダイヤモンドにはかないません。

ちなみにキュービックジルコニアの強度はエメラルドとほぼ同じです。

物質表面だけの反射率で見ると、ダイヤモンドが18パーセントなのに対し、ガラスは4パーセント、シリコンは31パーセントという結果も出ています。

この場合は光の入射角度も関係していますが、表面に対して垂直に光を当てるか、平行に当てるかによっても反射率は変わってきます。

ダイヤモンドのカットの仕方にも違いはありますが、カットが細か位ほど分散値が高くなるので、眩い光を放つようになります。

光を当てた時の反射の仕方も、表面反射のシンチレーション、白っぽく強く光るブリリアンシー、プリズム効果で虹色に見えるディスパーションがあります。

人気のあるブリリアントカットは、この3種類の屈折率がそれぞれに輝くのでとても美しい光となります。